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菊石と山椒のとっておき
2021-08-24 18:30:29  | コメント(12)

みてみんの赤いフェルト作家さんが、菊石が欲しいと駄々をこねだした…。

ネット検索すると、磨かれたピカピカの石が出てくる。


それは菊石であって菊石ではなぁ~い!!

みなはら様と塩谷さん、どちらも写真をアップしないので、山椒が巻き込まれた…。
しかも塩谷さんが山椒のとっておきを「溶けちゃって中身スッカラカンだ」と言い出した!


山椒のとっておきはスッカラカンではなぁ~い!!

さて、菊石についてご説明(ケロリ)
アレの二回目接種の翌日なので、雑に説明するよ~

菊石はアンモナイトの殻が風化により溶けて、殻の中の表面が見えているもの。
表面の模様が菊の花の様に見える事で菊石と呼ばれる。
…あれ?考えてみると菊の模様には見えないぞ?
でもまあ、化石ハンターはそれを菊石と呼ぶのだ。

※菊の葉っぱの方だった事が判明。色んな形があるのだ!どっちでも良い!

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これが菊石。
アンモナイトの種類によって模様は異なる。
この表面の模様は「縫合線」と呼ばれる。
風化の具合で模様が浮き出て凹凸がある場合も。
化石ハンターは基本、磨かない。
北海道の化石ハンターは持って帰ってこない。

塩山椒家にはある。
どういう事かというと、デカい化石は見つけても持って帰れない。
化石は石だから当然重い。
デカい事の証明として役に立つのが菊石なのだ。
菊石のカーブ(R)で、そのアンモナイトは最低でもこれくらいはあった、と想定できる。
ここにはこんな大きなアンモナイトがいますよ~、という記念品だ。


そして『 山椒のとっておき 』
ハイこれ!


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どうだコレ!
スッカラカンではない!!
むしろ網目が浮き出している。
「怪獣のたまご」みたいな感じ。
残念ながら山椒は怪獣の卵を実際に見たことはないが。

しかしながらコレ、亀甲石になるのかどうか…。
山椒は面白い化石は率先して持って帰る。
行く先々でフナクイムシの化石は高確率で見つけられる。
学術的にスゴイの見つけたら塩谷さんに渡す。
その方が何か無難。

こうして塩山椒家はスゴイ石と面白い石でいっぱいになるのだった…


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切り込み隊長の山椒…。数年前の写真。

追記
しまった!みなはら様、既に写真アップされてた!!
塩谷さん、そういうの教えてくれ~!
みなはら様、大変失礼いたしました。
(ごめんね!)

 

~山椒でございます~

ごんたろう様

ズッキャーニャの浅漬けアレンジですね。
大葉は山椒も大好きです。
(薬味が続いて紛らわしい…)
干ばつから脱したので大葉が育ちましたの。
入れると美味しさアップです~。

菊石は化石。
北海道の場合はかなり大きい石です。
ドアストッパーにしていますよ。
足ぶつけると痛いです。
石ですから。

「とっておき」に対する塩谷さんの反応が冷たいのです。
山椒、負けませんよ。ぐすん。
投稿者:菖蒲田山椒  [ 2021-08-28 11:33:33 ]


こんばんは!山椒さん!
ズッキャーニャの浅漬け作ったよ~。
美味しかった。アレンジして大葉も一緒に漬けてみたんだけど、いい感じだったよ(^-^*)

なるほど~、菊石って化石だったんだ!
初めて知った!
切り込み隊長、とっても楽しそう!
とっておき、見つけたときの感動はひとしおだったんだろうなぁ。
投稿者:ごんたろう  [ 2021-08-27 22:41:14 ]


~山椒でございます~

桂樹さや様

山椒のとっておき、お褒め頂きありがとうございます。
この石、全体に網目が入っているのです。
正体は古代の地球生物?はたまたUMO?
見た目も触り心地も楽しい石ですよ。
投稿者:菖蒲田山椒  [ 2021-08-27 00:12:46 ]


網目が血管のようでとても無機物なのに非常に有機的ですわー(゜∀゜)
オブジェとしてお洒落ですわね。
高級ホテルのラウンジに間接照明当てて置いておいたらきっと馴染みますわ。
投稿者:桂樹さや  [ 2021-08-26 23:11:48 ]


~山椒でございます~

秋の桜子 様

中身は分からないままですが、それで良いのです。
横にそんなロマンを壊そうとするショッパイ人がいますが(汗

山椒のお気に入りの石はいくつかあって、丸ごと1個というより、
沢山何かが見えている石が好きです。

複数の種類のアンモナイトだったり、木だったり、ウニだったり…。
これが手の中で混在しているのです。

桜子様の地域であれば、採取してからそっとクリーニングでしょうかね。
かなり酸性土壌の地域にお住まいでしたよね。

以前、金のう〇こが出るとおっしゃってましたし。
いや桜子様からではないですよ!
土壌のお話でございますよ!!

投稿者:菖蒲田山椒  [ 2021-08-24 23:13:57 ]


~山椒でございます~

塩谷文庫歌 様

化石採取は趣やロマンも大事でございます。
溶けだす前の亀甲石とか面白いですよぉ。
ヒット率は山椒の方が恐らく上…。

亀甲石、神社に奉納されている所もありますよ。

ああ横で駄目出し…。
いいのです!!多少の間違いなど!!


…後で訂正します。

投稿者:菖蒲田山椒  [ 2021-08-24 23:12:08 ]


~山椒でございます~

みなはら 様

画像でのやりとりを知らずブログアップしてしまいました。
すみませんでした。
(でも消さない)

菊石、天理様も含め皆様に誤解されてしまったらと思いまして…。
ネット検索ではキラキラした石が出てきますね。
これでは、みなはら様に宝石の様な物をお送りしたかのようです。

急いでアップしたので、少々文章が走ってしまいましたの。

部屋の真ん中に菊石があったのは、そのせいだったのですね。

『山椒のとっておき』は部屋の奥にありました…。
いつも行っている場所の2回目に採取したものです。
面白いから持って帰りました。

「たまご」ではないとしたら、大型アンモナイトの一部です。
菊石と逆で、殻だけ残ったパターンですね。
殻が溶けると網目状の物がなくなるので、ホントの亀甲石になるみたいです。

菊石と逆な石として、ハズレは『山椒のとっておき』なのです。


投稿者:菖蒲田山椒  [ 2021-08-24 22:41:40 ]


~山椒でございます~

楠木結衣 様

化石の採取場所は一見ただの川だったり、崖だったりします。

目を凝らすと太古の海の欠片を見つける事ができます。
一度見つけたら、同じ雰囲気の石を探します。
そうすると、またそこに海があります。
この繰り返し。
単純作業ですが、見つけた時の嬉しさは何にも代えられません。


ちなみにですが。
塩谷さんには苦手な生き物がおります。
つゆ払い(違うものを払ってます)として先頭は山椒なのです。

山椒もクマは苦手です。
居そうな空気の時は即撤退。

バッタリ出くわし襲われたら、
持ってるバールで鼻先を突き、その間に逃げる!
…というイメージトレーニングはしています。

塩谷さんが、腰を抜かして動けなかったら、どうしましょう。
運搬用に折り畳み式の小さな台車を使っているので、
台車に括り付けて引っ張るしかないですね。
投稿者:菖蒲田山椒  [ 2021-08-24 22:38:29 ]


中身を見たくなるのは……なぜでしょう。でも眺めてるだけで、ウキウキワクワクしちゃいます。生命体として存在していた時代があるんだなぁって。

穴場と言われる我が地域(化石を探そう!てな事を役場がやってたので、息子と参加したことがあります、割る割る!日頃のストレスを……←違)出てきませんでした(^O^)/

投稿者:秋の桜子  [ 2021-08-24 22:27:03 ]


> 卵良いですね~♪

その模様はアラゴナイト、組成式はCaCO3。
つまり炭酸カルシウムなのです。

亀甲石の模様になるアラゴナイトのカルシウム分。
溶出した殻から供給されてます。 (T_T)
投稿者:塩谷 文庫歌  [ 2021-08-24 22:01:17 ]


山椒さま解説と写真、どうもありがとうございました~♪o(^o^)o

自分の写真は、

ははは、
実験成功!(≧▽≦)
しめしめ、投稿してから仕事行こう~♪
としたら、データが全部3M(みてみん投稿限界容量)以上だったのでした( ̄▽ ̄;)

仕方がないので、休憩の合間にデータトリミングして、容量減らして投稿という(ときどきやる)ことをしていたのですね(^_^;)

卵良いですね~♪←アンモナイトの内側の堆積物でしょうか? それにしてもカッコいい!!(≧▽≦) 塩谷さんの説明だと、殻の外側の型だと思ってました(凸型でなく、凹型の方のイメージです)

とても分かりやすいお話でした~♪

それと熱く語る山椒さんは、辛さ風味5倍増しくらいでカッコいい~♪o(^o^)o

投稿者:みなはら  [ 2021-08-24 21:23:15 ]


なんか凄いことはわかりました(*´꒳`*)←
山椒さんの切り込み隊長姿が格好いいですっ!

うーん、やっぱり塩山椒さんの見えてる世界はちょっと違うんだろうなあと思います(格好いい意味です)
知ってるって凄く格好いい!
化石、石……二人が横にいて、すごーーくかみ砕いて説明してくれたら楽しそうです(*´꒳`*)←
投稿者:楠 結衣  [ 2021-08-24 19:22:09 ]